薬剤師の備忘録

仕事で気になった事綴ります

冬の出来事

職場の一人が、通勤しようと車に乗り込んだら、フロントガラスが割れていたと

 

遅刻してきました。

 

何があったのかと言うと、住んでいるアパートの屋根から雪が落ちてきて、

 

フロントガラスのぶつかり割れてしまったとのこと。

 

アパートに住んでいるんだから、大家や管理会社が直してくれると思っていたのですが

 

保険外と言われたとのこと😵

 

急いで自分のうちの火災保険を確認して見ると、一応雪の地方なので雪災の保証は入っ

てました😄

 

職場の人のアパートは雪災入ってなかったのかなぁ・・・・

 

ちなみに火災保険が使えるか確認出来る会社があります

 

 

hoken-mado.jp

 

基本的に持ち出しは無料なので試してみるのは全然良いかも

 

ではまた

副業

薬剤師として働いていてもなかなか貯金は貯まらず・・・

 

副業を始めようと思いますが

 

さて何がいいものか

 

せどり、ブログ、株式、FX

 

色々ありますがやはり早いのはせどりかなぁと

 

参考資料↓

 

本当の自由を手に入れるお金の大学

本当の自由を手に入れるお金の大学

 

 できれば本業にも役に立つもののせどりをしたいですなぁ

 

頭痛予防とメラトニンについて

まずは一つめの論文

 

PMID: 28800342  メラトニンバルプロ酸

 

片頭痛患者の予防におけるメラトニンバルプロ酸の使用:二重盲検無作為化臨床試験

所属 

概要

背景: メラトニン片頭痛の治療に効果的であることが知られています。

目的: この研究は、慢性片頭痛の予防におけるメラトニンバルプロ酸ナトリウムの治療効果を調査することを目的としました。

方法: この無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験には、3つの等しいサイズのグループに分けられた慢性片頭痛の患者が含まれ、ノルトリプチリン(10〜25 mg)とプロプラノロール(20〜40 mg)によるベースライン療法が使用されました。グループA、B、およびCの患者は、それぞれ3 mgのメラトニン、200 mgのバルプロ酸ナトリウム、およびプラセボで毎日補助的に治療されました。患者は2か月間治療を受け、フォローアップはベースライン(ベースライン)、1か月目(I)、2か月目(II)に行われました。発作頻度(AF)、発作期間、発作の重症度、片頭痛障害評価(MIDAS)スコア(2ステップで3か月以内)、鎮痛薬の摂取量、およびグループ間およびフォローアップ中の薬物の副作用を比較しました。

結果: 月間AFの平均(メラトニン:ベースライン:4.2、I:3.1、II:2.5、p = 0.018;バルプロ酸:ベースライン:4.3、I:3.1、II:2.3、p = 0.001;プラセボ:ベースライン:4.1、I: 3.8、II:3.8 p = 0.211)、攻撃持続時間(hr)(メラトニン:ベースライン:19.8、I:10.1、II:8.7、p <0.001;バルプロ酸:ベースライン:19.5、I:10.2、II:8.8、p < 0.001;プラセボ:ベースライン:19.6、I:15.4、II:14.1、p = 0.271)、発作の重症度(メラトニン:ベースライン:7.3、I:5.4、II:3.5、p <0.001;バルプロ酸:ベースライン:7.4、I: 5.3、II:3.4、p = 0.000;プラセボ:ベースライン:7.3、I:6.4、II:6、p = 0.321)、およびMIDASスコア(メラトニン:ベースライン:15.2、II:8.9、p = 0.005;バルプロ酸:ベースライン:16.1、II:8.3、p = 0.001;プラセボ:ベースライン:16、II:12.1、p = 0.44)は、メラトニンおよびバルプロ酸ナトリウム群で有意に減少しましたが、プラセボ群では減少しませんでした。有害事象は11人の患者(10.47%)で報告されました:メラトニン治療中の2(5.71%)、バルプロ酸中の8(22.85%)、およびプラセボ中の1(2.85%)。

結論: メラトニンによる補助療法はプラセボよりも優れており、バルプロ酸ナトリウムと同じ臨床効果がありましたが、忍容性は高かったです。メラトニンは、慢性片頭痛予防として、バルプロ酸ナトリウムの効果的な代替品であることが証明されるかもしれません。

 

考察:バルプロ酸Na自体にはかなりの頭痛予防効果が期待できるのですが、やはり様々なリスクがあります。同程度の効果が予想出来るのならメラトニンは一つの選択肢になるかもしれません。

ただ今日本ではメラトニンは手に入りづらいです。

メラトベル顆粒小児用0.2%

が唯一のメラトニンですが、適応は「小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善」

 

のみなので大人が頭痛で手に入れるのはまず不可能です。。。。

 

 なのでサプリで代用しましょう

 

 

 

個人輸入にはなりますが、アメリカからなら手に入ります

 

Amazon.com: Melatonin

 

ではまた

頭痛の予防には何がいいですか?

働いていて、かなりの頻度で聞かれる頭痛のこと

 

結構皆さん、頭痛もちが多いんだなぁと言う印象です

 

今回はpubmedで検索してみました

 

PMID: 28800342  メラトニンバルプロ酸

PMID: 28220376  片頭痛予防薬のメタ解析

PMID: 28034652 避妊薬と予防薬

PMID: 27910087 月経片頭痛と治療薬

PMID: 28485121  リボフラビンと予防

 

気になった論文はこの5本

 

次回は一本ずつ見ていきたいと思います

BAとCBTはどちらがいいのですか?

 

 

今日はこちらの論文 PMID:28857042 

 

 

Cost and Outcome of BehaviouRal Activation (COBRA): a randomised controlled trial of behavioural activation versus cognitive-behavioural therapy for depression

(行動活性化の費用と成果(COBRA):うつ病に対する行動活性化対認知行動療法のランダム化比較試験)

 

さっそく

「jjclip RCT ワークシート」の画像検索結果

 をもちいて読んで行きましょう。

 

①ランダム化されているか?

 タイトルにありますね。→ランダム化OK

②一次アウトカムは明確か?

 primary outcome で検索→depression severity(うつ病の重症度)で明確

といいたいところですがas measured via the Patient Health Questionnaire-9; PHQ-9(患者健康アンケート-9; PHQ-9を介して測定)なんで記載が……。

スケールを使うとか言い出すと真のアウトカムじゃ無さそうな気が……

ということでPHQ-9なるものを検索してみます。

 

「PHQ-9 日本語」の画像検索結果

 

評価尺度としては妥当と判断し先に進みます。

 

③盲検化されているか?

  blindで検索→assessors blinded to treatment allocation(治療配分に盲目の査定者)

まぁそうですよね。この研究でdouble blind はありえないし…。

 

④ランダム化は最後まで保持されたか?

 intent で検索→OUTCOMEの所にWe undertook intention-to-treat (ITT) and per protocol (PP)  analyses(我々はintention-to-treat(ITT)とプロトコル(PP)分析を実施した)とあるのでOK。

 

⑤PECOは?

 

 P:Adults aged ≥ 18 years with major depressive disorder (MDD) recruited from primary care and             psychological therapy services

         (一次ケアおよび心理療法サービスから募集された大うつ病性障害(MDD)の18               歳 以上の成人)

 

 E:BA delivered by NHS junior mental health workers (MHWs)

         ( NHSの精神保健従事者(MHW)によって提供されたBA)

  

    C:CBT by NHS psychological therapists.

         (NHSの心理療法士によるCBT)

 

 O:depression severity (as measured via the Patient Health Questionnaire-9; PHQ-9) at 1                          12  months                           

   ( PHQ-9を介して測定されるようなうつ病重症度を12ヶ月で評価した)

 

ここでBAとCBTはなんぞや?と思いまして、またまたググります。

 

BA(Behavioral Activation):行動活性化療法

 

 

行動活性化療法は、文字通り「行動」を「活性化」させることで精神状態を改善させ、うつ病の改善をはかる治療法です。

うつ病の精神療法というと、認知行動療法が有名です。認知行動療法は、患者さんの認知のゆがみという「考え方」に焦点を当て、それを修正するために行動を変えていく、という方法です。

それに対し行動活性化療法は、「行動」に焦点を当て、行動を変えていくことでが精神の安定が得られるようにしていきます。

 

つまりは「ネガティブなことばかり考えるとうつ病になっちゃうから、ポジティブなことを考えよう」と「考え方」に焦点を当てるのではなく、「ネガティブなことばかり考えるとうつ病になっちゃうから、ポジティブに考えるようになる行動をしよう」という治療なのです。

 

 

CBT(Cognitive behavioral therapy):認知行動療法

認知行動療法は、私たちの認知(ものごとに対するとらえ方)を修正することで、気分や行動を変化させようという治療法になります。

同じ物事に対しても、そのとらえ方というのは人によって異なるものなのです。

認知にかたよりがあるという事は悪いことではありません。このかたよりが「性格」「個性」となり人間性の深みを作っています。みんな同じような認知を持っている世界であれば、その世界はとてもつまらないものになるでしょう。

しかし中にはこのかたよりが原因で過剰に落ち込んでしまったり、不安を感じてしまう方もいらっしゃいます。また、うつ病や不安障害などに罹患してしまうと、ものごとのとらえ方がいつもよりもネガティブになってしまうため、それが病気の悪化を加速させてしまう事もあり、これは問題となります。

認知行動療法では、まずその人が持っている「自動思考」を明確にします。

自動思考というのは、ある状況下で自動的に沸いてくる考え方のことで、「思考のクセ」のようなものです。私たちは誰もが独自の自動思考を持っており、これはある状況に遭遇した時に「自動的に」浮かんできます。

認知行動療法では、自動思考に精神的に不安定になるようなかたよりがないかを見直し、かたよりがある場合は修正を行っていきます。そして修正した認知のかたよりを実生活でも活かせるように実践をし、うまく行けばそれを続け、うまく行かなければ何がまずかったのかをまた見直していきます。

自分ひとりでは、自分を客観的に見ることが難しく、自動思考にも気づきにくいため、経験豊富な治療者と一緒に行っていくことが理想的です。

認知行動療法は、結果が出るまでにある程度の時間が必要であり、学習したり実践したりと患者さん自身にも労力が必要な治療法ですが、ものごとのとらえ方という根本を治してくれる、有益な治療法になります。

 

 

 

 

便秘予防には何がいいですか?

便秘予防にいいものは何があるでしょうか?

 

薬剤師的に言えば、水分多くとって、適度な運動して、それでもダメなら薬に頼るのが一番早い気がします

 

ただ薬がどうしても飲みたくないって気持ちもわかります

 

なので色々調べてみました

 

大体4種類が主な予防法のようなので一つづつ見ていきましょう

  • 食事療法

 

まずは一番の定番、食事療法です

 

これは

  • 水分を多く摂取する。

 

  • ・食物繊維を多く含む野菜、果物、豆類、海藻類などを摂取する。

 

  • 適度に脂肪を含む食品を摂取する。

 

  • 規則的な食事時間にする。

などが含まれます。

 

2番目は運動です

 

やはりこれは外せません

 

  • 腹部マッサージを行う

 

  • 体操や散歩など、患者の安静度に合った全身運動を行う。

 

 

  • つぼ療法

これはあまり一般的ではないと思いますが、看護、介護の分野では多少行っています

 

  • 背部・腰部にある便秘に効くつぼを指圧する。
  • 排便習慣の確立の援助

個人的にはこれが結構大切だと思います

 

  • 毎日、一定の時間に排便を試みる。胃-結腸反射は朝食後30〜40分が活発なので、その時間に排便を促す。
  • カーテンを閉める、音が気にならないように音楽をかける、においがこもらないように換気するなど、排便環境を調整する。

 ・トイレスムーズを使用する

  

 

 

どうでしたか?

 

全て併用でも全然OKです

 

試してみてくださいね